新しいこと、やり続けていることは「不安」しかないからです。
昨日不意にTwitterにこんなことを書きました。
店をオープンした時は予約はゼロの時不安。
そんなことはもうなくなって
最近、オンラインショップに注文がゼロの日は不安。
結局、経営はずっと不安。
だから何かしらやり続けるしかないなっと思う今日この頃。— 矢島 慎嗣 (@yajima0617) September 19, 2021
Twitterはブログを書いたらシェアしているだけで、あとは情報収集にしか使ってないんですが
たまたま昨日ツイートしたことに少し反応がもらえたので自分の頭に中の整理として詳しく書いていきたいと思います。
常に新しいことやってるね!常に先を考えてるね!
お客様にそんなことを言っていただけることがあります。
その話しをどこまで掘り下げているかは場合によって違いますが
「不安だからやるんですよ」とか「やらないとしょうがないんですよね」とか答えています。
これはなんの偽りでもなく本当のことで
コロナでも言えることですが「いつ何が起こるかわからない」これにつきます。
右腕を失っても生きていかないといけない
極端な話しですが、わかりやすくするために言うと
「今日、交通事故で右腕を失うかもしれない」
そうなった時に美容師はできないと思います。
では、どうやって生きていきましょう?となるわけです。
保険をかけておく。それもひとつです。
もちろんかけています。
ただ、右腕を失っても残っているものはたくさんあります。
今まで勉強してきたものややってきた実績。
これを生かすためにと思い、メーカー講師を引き受けていました。
営業外の別収入ですよね。これを拡大していけば収入の一部になっていきます。
でもこれが先ほど言った「いつ何が起こるかわからない」なんです。
コロナ禍では対面のセミナーはできません。
特にメーカー主催というのはほぼないです。
何かあったら責任取れないですからね。
コロナで講師の仕事は失いました。
次にFXをやってました。
これは色々な通貨を売買して、日々の変動で儲かったり、損失したりするものです。
もう今だから言いますがコロナショックというものが当初あって、3日で140万ぐらい損してますからね笑
FXで儲けたお金が失くなっただけで最初に出した自分のお金は抜いた後だったんで、実質の損害はありませんでしたが
まぁまぁショックでした。
これこそ「いつ何が起こるかわからない」ですね。
こうやって色々なこと(もっとたくさんありますが割愛)をやっていてもダメになる話しや、そもそも軌道に乗らないこともあります。
10個やって1個成功したら正直、御の字です。
今、頑張っているのがオンラインショップ
最近、ブログにもでてきますがオンラインショップをやっています。
これはコロナ禍で始めたことです。
どれぐらい外に出れないか?
どこまで感染拡大するのか?
全てがわからない状態で作り始めました。
正直、最初はサロンワークの合間に梱包とかめんどくいなーっとか
在庫管理も大変だなーとか色々思ってやりたくなかったんです。
その時、ある美容師の先輩から言われた言葉をきっかけに考え方が変わりました。
「今やっていることでそれよりめんどくさいことはいっぱいある。やらない理由を作るな」
はっとしますよね。
好きなことはめんどくさくてもやる。でもめんどくさそうなことはめんどくさいと理由をつけてやらない。
この言葉を聞いて着手しました。
今では平均して1日1件以上の注文が頂けています。
ありがたいですね。
次は何をしようか
オンラインショップも軌道に乗り、では次を。
それを今模索中です。
「新メニュー」に着手もしています。
年内にできれば良いですが、納得のいくものができるまで出しませんので
気長にお待ちください。
経営は不安との戦い
正直、明日どうなるか
1ヶ月後、1年後、5年後、10年後言いかけたらキリがないくらい先はどうなっているかわかりません。
けれど経営をしていると自分だけの問題でもなくなり、助けてくれる人もいません。
よく経営者は孤独と言いますが本当にそれです。
助けてくれる人がいないと言うとそうではないんですが
責任を取ってくれる人がいないという意味です。
日々、たくさんの方に支えられ生活していますからね。
でも「不安」と言っているだけで「不安」が解消されるわけでもなく
何か解決策を出していかないといけません。
先ほど言ったように何をやっても、軌道に乗せても「いつ何が起こるかわからない」です。
だからやり続けないといけないですし、起動に乗れば次のことにチャレンジします。
極論、死ぬまでやるんでしょうね。
これからどうなるかな
これからどうなるかなってこともたまには考えます。
ただ、予想がついても3年とかですよね。
10年先なんて絶対わからないです。
10年前ぐらいにスマホを持ち出しましたが、今の状況なんて全く読めませんでしたからね。
だからこそ、今や見ても3年後ぐらいの感じで常々やっていくしかないですし
今できることを一生懸命やることによって、未来に繋がるかもしれないということですね。
その時になってみないとわかりません。
ただ言えることは何もやってなかったら何も残りません。
そんな思いで日々チャレンジしています。
考えても考えても不安は尽きませんが、生まれてきた以上生き抜いていきたいと思います。
これから大変ですが、皆様と乗り越えていければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
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CROSS hair × scalp オーナー
再現性のあるカットとよりダメージレスな技術を目指しています。
他にはない、美容師・ヘアサロン像を目指し、地域のお客様に喜んで頂けるよう心がけています。
大手美容メーカー「ナンバースリー」でカラー・パーマ剤、ヘアケア剤の製作の協力を始め、マーケティングの協力にも携わり、外部講師も務めている。