カラーシャンプー?ヘアカラー?ナンバースリー ヒュウ コンセントレートって何?
3月22日に発売された
ナンバースリー ヒュウ コンセントレート
開発段階から関わってきました。
ナンバースリーのホームページにこんなことが書いています。
〇鮮やかな発色×高い染色性
染着性に優れた濃縮タイプの色素がしっかり髪へ「色」を補いながら、カラーの褪色もケア。さらにボタニカルエッセンスを採用し、髪のダメージをケアしながら、髪本来の美しさを高め、染めたてのサロンカラーを長持ちさせます。
サロンカラーを長持ちさせるというコンセプトのようです。
では、このヒュウ コンセントレートはどういったものなのでしょうか?
ヘアカラー?マニキュア?カラーシャンプー?
褪色防止に使うものだとはわかりましたが、実際どのようなもので、どうして使うのでしょうか?
褪色防止に使うアイテムとして一般的に使われることが多いのがカラーシャンプーです。
色の入ったシャンプーで定期的に洗うことにより、色を入れて褪色しにくいようにします。
ヒュウ コンセントレートのリーフレットを見てみると
シャンプー後の濡らした髪に全体に揉み込むという記載や
「染毛料」という記載があります。
染毛料ということはヘアカラー?ということになりますが、実はそうでもないんです。
セミパーマネントカラー
セミパーマネントカラー(半永久染毛料)というジャンルになります。
まず、ヘアカラーリング剤にはたくさんの種類が法律で決められています。
その中にあるジャンルでセミパーマネントカラー(半永久染毛料)というものがあり、この中には
マニキュア、酸性カラー、カラーリンス、カラートリートメントなどがあります。
このジャンルの中に入ってくるのがヒュウ コンセントレートです。
セミパーマネントカラーはヘアカラー(永久染毛剤)と違い、髪の表面やその近くにしか作用しないので
色持ちはヘアカラーほどではないですがダメージはほとんどありません。
なのでヘアカラーをサロンでしたあとに
自宅でコンセントレートを使って頂くと、上から色が重なり色持ちが良くなります。
美容師さん向けに細かいお話しを
ちょっとマニアックな話しになるので、お客様はスルーしてください。
Viは酸性染料
Pi、Siは塩基性・HC染料です。
同じコンセントレートのラインナップでも違いがありますのでご注意ください。
Viはイエローを抑える為に使うことがほとんどで、バイオレットが着色するというイメージでは作られていません。
基本単品使用ですが、かなり濃いので薄めることも可能です。
業務で使う場合も、ヒュウグロスやシャンプー等でミックスして使って頂き、コントロールしてください。
(特にPi、Si)
濃縮という言葉を使っているだけに、かなり濃いです。
濃いことによるメリットデメリットがあるので業務で使いこなしてからお客様にオススメしてください。
家での使い方
では、お客様向けの話しに戻ります。
ヒュウ コンセントレートは色の濃縮液です。
4倍濃縮のめんつゆだと思ってください。
そのまま料理に使うも良し、4倍に薄めてめんつゆに使うも良し。
そんな商品です。
色も3色ありますが、美容師が選んだ色を使って頂かないと
濃すぎて大惨事にもなりかねませんので
どの色を使うのか?
どのように使うのか?(そのまま使うか何かで薄めるか)
こちらはしっかりアドバイスさせていただいた上でご購入頂きます。
必要なお客様にはこちらからご案内させて頂きます。
気になる方はお気軽にお声かけください。
オンラインショップでも購入可能です
オンラインショップでも販売はしますので、遠方の方はこちらからご購入ください。
色の種類や、使い方がわからない方はこちらからご連絡ください。
できる限りアドバイスさせて頂きます。
新しいジャンルの商品
ヘアカラーでもないマニキュアでもないカラーシャンプーでもない
新しいジャンルの濃縮液
全ての方に必要な商品でもなく、必要な方にはすごく重宝してもらえる
ナンバースリー ヒュウ コンセントレート
ぜひ1度お試しください。
この記事を書いた人
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CROSS hair × scalp オーナー
再現性のあるカットとよりダメージレスな技術を目指しています。
他にはない、美容師・ヘアサロン像を目指し、地域のお客様に喜んで頂けるよう心がけています。
大手美容メーカー「ナンバースリー」でカラー・パーマ剤、ヘアケア剤の製作の協力を始め、マーケティングの協力にも携わり、外部講師も務めている。